今年もあっという間に春になりそうだ。
僕は花粉症で主な症状は咳。
多くの人は目の痒みだったり、鼻水だと思う。
僕は鼻水も出るけど、喉がやられて咳がとにかくでる。
咳喘息になるほど。
これが長引くし、本当に嫌だ。
花粉症だとわかっている人はいいけど、厄介なのは花粉症だという自覚のない人。
咳でも花粉症の場合があるから毎年3月になると咳すごいんだよねーって人は是非耳鼻科に行ってみてほしい。
そんな花粉症と付き合いながらも、夜な夜なシーバスを求めて水際に立っている。
前回から4〜5回釣りに出かけたまだ2匹目は釣れていない。
今日は時間的に満潮からの下げ3分くらいまでの釣行になるだろう。
表層からいろいろとルアーを変えながらやってみるが反応はない。
なんなんだろーな〜、、、
腰に手を当て考えてみる。
そして辿り着いたルアーを投げてみるけど、無反応。
あ!
そういえば夜でも明暗をバイブレーション引いてみると意外と釣れるみたいなことを村岡昌憲さんも言ってたな〜。
毎日プロの話をYouTubeでたくさん聞いてる効果が現れた。
スピードラーニングかよ。
そんなことを思いながらルアーボックスを漁る。
この日はバイブレーションをいくつか持って来ていて、どれにするか少し悩んだ。
下げで流れが出ているし、波動が抑えめなバイブレーションがいいかのかな?
そう判断した僕は邪道の冷音14gを選択。
↓冷音について詳しく知らない人はこちら↓
まずはテクニカルホールにスナップを通す。
明暗の境目を横切るようにキャストして、はじめは着水と同時に早巻きで巻いてみる。
反応はない。
次にボトムに沈めて同じ速度で巻いてみる。
その時に15メートルくらい毎にボトムを取り直す。
反応はない。
ここでフッと思い出す。
大野ゆうきさんが「居着きのシーバスは巻きスピードが速いと追いきれないことがある」と話していたな。
スピードラーニングかよ。
本日2度目のツッコミワードをボソッと呟きながら、今度はイージーホールにスナップを繋ぐ。
そして着水と同時にバイブレーションの挙動を出しすぎないように、遅くなりすぎず速くなりすぎずのスピードで巻く。
ヌン!!!!
突如としてロッドがしなり、重みが乗る。
ヒットだ!!!
ダメ元でやっていたから、釣れると思っていない分焦る!笑
おそらく先ほどまでの気の抜けた顔が、瞬間的に真剣な表情になっていただろう。
鼓動が大きくなるのを自分自身でも感じながら、落ち着いてファイトをする。
鉄板バイブはバレやすいルアーだとどこかのプロが言っていたのを思い出していた。
スピードラーニングかよ!
と3度目のツッコミをしたかったが、そんな余裕がある訳もなく。
「鉄板バイブはバレやすいから、ドラグ調整を大事にやろう!」
「ドラグを緩めるのはいいが、走られて手前の捨て石にラインを擦られないように!」
「ある程度寄せたら慎重に浮かせるぞ!ただエラ洗いはさせないように!」
次から次へとランディングまでの注意点を考えていた。
今思うと、冗談を言う余裕はなかったけど割と頭の中は冷静だったなと思う。
そして魚も観念したのか落ち着いて、ゆっくりとネットの中へ入っていった。
よっしゃーー!!!!!
ネットの魚はなるべく水につけた状態でフックを外し、素早くサイズを測る。
大きくはないけど、前回に比べるとよっぽどシーバスらしさがある。
写真を撮ったらしっかりと蘇生してリリース。
ヨシっ!
魚と別れたあとに小さくガッツポーズ。
狙った魚が釣れた時は本当に嬉しい。
その後も冷音を引いてみるが反応がないことを確認してこの日は納竿。
釣れない日もまだまだ多いけど、それが釣れた時の嬉しさを何倍にもしてくれる。
これだからやめられんのよな〜!!
そんなことを思いながらビールで今期2匹目をささやかに祝った。
今シーズンはこの思いをまだまだ経験できそうな気がする。
コメント